淡路文化協会とは・・・

淡路文化協会は、淡路における芸術文化の振興をはかり、地域文化の向上に寄与することを目的とする。

 

昭和50年(1975)に、兵庫県(坂井時忠知事)は「21世紀への生活文化社会計画」を策定し、全国に先駆けて生活文化行政を展開することになりました。

 

 兵庫県文化協会が県の委託を受けて積極的にこの文化事業に取り組みました。その流れの中で、翌 昭和51年(1979)4月29日に淡路文化協会が創設された。

 

創設当時の役員は、会長/柳八郎氏(文学)、副会長/小倉圓平氏(美術)、同/小林愛知氏(人形浄瑠璃)、事務局長/野村純弘氏(音楽)のほか10数名の各文化部門の錚々たる方々が常任理事を構成し発足しました。淡路島内で活躍する文化団体や文化人(個人)の交流の要として、淡路文化協会が全島的文化行事の受け皿としての活動で業績を残してきました。

 

 当初は、55団体と個人加入12人よって発足しました。昭和54年5月には『あわじ文化』第1号を発行して、加入団体の活動ならびに協会事業の状況などを紹介する会報として呱々の声を挙げて以来、号を重ねてまいりました。

 それ以降、毎年の『あわじ文化』の発行と、10年毎には記念誌を発行しており、所属団体の構成、歴史、最近の活動状況などをまとめると同時に淡路における文化施設の案内や他の文化団体の状況を紹介しております。

 

 それぞれが会員でありながら、他のジャンルの活動状況を知る機会がありませんが、地域において地道な文化活動を続ける加入団体の動静を知ることは、淡路の文化活動の活性化のためにも意義深いものがあります。そんな目的もあり、会員交流会や会員研修会なども行ってきました。

 

 

 現在は、団体会員67団体、個人会員25名、賛助団体2団体、合計94団体(名)(令和2年5月現在)で構成。

 

 主な活動は、年1回の総会及び淡路文化賞の選定、県立淡路文化会館との共同事業となる、淡路文学作品展、淡路島俳句大会、全淡短歌祭を開催しています。

 

その他には、会員研修会、会員交流会、各種団体の事業後援などを行っており、機関誌として年1回の『あわじ文化』の発行を行っている。