『俳句で詠む淡路百景』制作

◇『淡路島百景』

 兵庫県淡路県民局 洲本土木まちづくり建築課において、平成27年(2015)3月に『俳句で詠む淡路百景』を発行。

淡路島は、海・山などの豊かな自然、くにうみ神話に彩られた歴史、風土に根ざした生活・文化などが一体となった景観があります。淡路県民局がこれらの素晴らしい景観に着目し、俳句による情景や人の思いを十七文字で簡潔に伝える力があります。一般から幅広く募集すると、2,214人から17,022の作品が集まりホトトギス名誉主宰 稲畑汀子先生をはじめとする俳句界を代表する方々により選定して、島内は勿論島外の人達にも知ってもらうために制作。

◇『続・淡路島百景』製作

 これまで、淡路県民局(土木課)にて『俳句で詠む淡路島百景』が発行されておりましたが、内容は淡路島内の51景(句)のみであった。この度兵庫県政150周年にあたり、残りの景観を紹介する続編をつくり完結させるため、淡路県民局より淡路文化協会に委託いただき、『続・淡路島百景』が平成30年3に完成。前編や本冊子を手にした多くの皆様が淡路島の魅力に触れ、淡路島を訪れていただき、この美しい景観が子孫への宝物として継承されることを祈っております。

◇『俳句で詠む淡路島百景』

淡路島は、松尾芭蕉の高弟である服部嵐雪や、高浜虚子の一番弟子の岩木躑躅、東京市長を務めた永田青嵐をはじめ、著名な俳人を輩出しています。それならば、自然の美しさや日常の中にある感動を詠みこむ俳句とともに百景を紹介することで、淡路島の素晴らしさを詠みり一層伝えられるのではと、『俳句で詠む淡路島百景』『続・俳句で詠む淡路島百景』の2冊を発刊しました。

今回、島内外で好評いただいているこの2冊をまとめた『俳句で詠む淡路島百景』を発刊することにしました