淡路島俳句大会〈特選句・入選句〉受賞者作品 (選者 アイウエオ順・敬称略)
平成23年(2011年)
◇第35回 淡路島俳句大会
と き…11月11日㈰ ところ…淡路文化史料館
参加者…56名 作 品…168句
【居内 弘子選】
文字うすれ明治の道標鳥渡る 原田 玉美
【稲山 忠利選】
突如翔つ杜に羽音や今朝の冬 萩原 征惠
【大星 たかし選】
冬立つや木偶のかしらのはつり屑 稲山 忠利
【奥山 梅村選】
紅葉濃し龍馬が駆けし脱藩路 吉田 碧舟
【高田 菲路選】
浄土へと続く路かも花芒 平松 文子
【中谷 のぶ選】
黒松のしづかな渚神の旅 柴田 きよみ
【西岡 とく恵選】
黒松のしづかな渚神の旅 柴田 きよみ
【野尻 繁夫選】
冬立つや木偶のかしらのはつり屑 稲山 忠利
【正井 良徳選】
凍蝶の鱗粉ほろと雫れけり 空処 有記
◇第36回 淡路島俳句大会
と き…11月 日㈰ ところ…淡路文化史料館
参加者… 名 作 品… 句
【居内 弘子選】
文字うすれ明治の道標鳥渡る 原田 玉美
【稲山 忠利選】
突如翔つ杜に羽音や今朝の冬 萩原 征惠
【大星 たかし選】
冬立つや木偶のかしらのはつり屑 稲山 忠利
【奥山 梅村選】
紅葉濃し龍馬が駆けし脱藩路 吉田 碧舟
【高田 菲路選】
浄土へと続く路かも花芒 平松 文子
【中谷 のぶ選】
黒松のしづかな渚神の旅 柴田 きよみ
【西岡 とく恵選】
黒松のしづかな渚神の旅 柴田 きよみ
【野尻 繁夫選】
冬立つや木偶のかしらのはつり屑 稲山 忠利
【正井 良徳選】
凍蝶の鱗粉ほろと雫れけり 空処 有記
平成25年(2013年)
◇第37回 淡路島俳句大会
と き…11月10日㈰ ところ…淡路文化史料館
参加者…47名 作 品…141句
【居内 ひろ子選】
ゆく鳥の声なく翔ちて水澄めり 廣地 千恵子
【稲山 忠利選】
砲台跡残る高きに登りけり 萩原 万喜子
【大星 たかし選】
三の丸簀囲ひにまだ菊置かず 稲山 忠利
【高田 菲路選】
三の丸簀囲ひにまだ菊置かず 稲山 忠利
【中谷 のぶ選】
残されて終の地を守る龍の玉 島田 たかこ
【西岡 とく恵選】
生き甲斐は俳句と答へ木の葉髪 久保 英美
【野尻 繁夫選】
鳴門指し渡りゆく鵜や日短か 柏木 富美枝
【正井 良徳選】
秋入日一途のオール遡る 植木 寛
【三根 香南選】
満席の咳一つ無き子の別れ 正井 良徳
平成26年(2014年)
◇第38回 淡路島俳句大会
【居内ひろ子選】
返り花棚田の角の二三輪 小山 しのぶ
【稲山 忠利選】
揚舟に松の影濃き冬隣 稲井 ひさ子
【大星たかし選】
母の忌の用意くさぐさ障子貼る 増田 直美
【髙田 菲路選】
棉の実や島に名残の電車道 島田 たかこ
【中谷 のぶ選】
心音にふと触れにけり七五三 武田 淳子
【西岡とくゑ選】
一湾の夕日呑み込む神渡し 柴田 きよみ
【野尻 繁夫選】
冬に入る灯し濡るる木偶の鬢 喜田 明子
【正井 良徳選】
島見えて島まで遠し穂絮とぶ 山口 和子
【三根 香南選】
母の忌の用意くさぐさ障子貼る 増田 直美
平成27年(2015年)
◇第39回 淡路島俳句大会
と き…11月8日 ところ…淡路文化史料館
参加者…49名 作 品…147句
次の方々が特選句及び入選句に選ばれました。
【居内ひろ子選】
〈特選句〉
呑みほせしグラスに透かす行く秋を 高濱 すえみ
〈入選句〉
家々は深く灯して冬に入る 山口 美代子
色変り音の変わりて落葉踏む 向田 康江
山門の木肌に仁王秋深し 森 敦子
暮の秋一と日終りて佇みぬ 梶原 康代
【稲山 忠利選】
〈特選句〉
沖をゆく船に日矢さす神迎 今井 文代
〈入選句〉
したたむる遺言もなしちゃんちゃんこ 大星 たかし
病室の四角の空を鳥渡る 田島 英子
青天や十戸の守池普請 鬼本 英太郎
白浪の四人は女村芝居 今井 文代
【大星たかし選】
〈特選句〉
お十夜や問はず語りに母のこと 三根 香南
〈入選句〉
腰曲がる父が差配の稲架を組む 浜野 美代子
菊の香や書展に墨の息づかひ 長手 幸代
遠岬夕日はなさず雁渡る 西岡 とく恵
秋の水摑みて鷺の歩み初む 野尻 繁夫
【髙田 菲路選】
〈特選句〉
一湾の紺鮮かや神の留守 西岡 とく恵
〈入選句〉
秋深し閉校通知読み返す 中小路 礼三
すめらぎの配流の島の木守柿 山岡 仁美子
蓮の実の飛んで太古へ戻りけり 正井 良徳
推敲の進み進まず小夜時雨 音田 滋美
【中谷 のぶ選】
〈特選句〉
阿修羅像面の思惟とも秋思とも 細田 三代子
〈入選句〉
したたむる遺言もなしちゃんちゃんこ 大星 たかし
冷まじや翡翠一閃川上へ 萩原 征惠
柿日和母と旅せしこと一度 渡辺 幸子
ひたすらに齢をかさね木の葉髪 西岡 とく恵
【西岡とくゑ選】
〈特選句〉
釣人のうしろ猫ゐる小春かな 稲井 ひさ子
〈入選句〉
渓音のこもりて山の眠りけり 稲井 ひさ子
霜日和鳶の輪に入る天守閣 中谷 のぶ
色変へぬ松寄り添ひし老夫婦 森 敦子
方言の語尾は短かし秋の暮 矢野 博子
【野尻 繁夫選】
〈特選句〉
したたむる遺言もなしちゃんちゃんこ 大星 たかし
〈入選句〉
すめらぎの配流の島の木守柿 山岡 仁美子
繰らずおく雨戸一枚十三夜 内田 あさ子
露座仏の慈顔足裏も日向ぼこ 高野 さち
柿日和母と旅せしこと一度 渡辺 幸子
【正井 良徳選】
〈特選句〉
百人の夜学子百の夢語る 坂口 栄
〈入選句〉
蕭蕭と蒲の絮吹く域の濠 三根 香南
秋の水摑みて鷺の歩み初む 野尻 繁夫
玉砂利をそろり踏む娘の神の留守 森 敦子
砂糖菓子かに厚物の菊並ぶ 川村 ひろみ
【三根 香南選】
〈特選句〉
繰らずおく雨戸一枚十三夜 内田 あさ子
〈入選句〉
鈴虫の響きを飼へり一斗罐 高田 菲路
方言を交はしつ足湯草の花 小谷 惠美子
すめらぎの配流の島の木守柿 山岡 仁美子
蓮の実の飛んで太古へ戻りけり 正井 良徳
平成28年(2016年)
◇第40回 淡路島俳句大会
と き…11月13日 ところ…淡路文化史料館
参加者…54名 作 品…162句
次の方々が特選句及び入選句に選ばれました
【居内ひろ子選】
〈特選句〉
阿吽の山門覆ふ薄紅葉 長手 幸代
〈入選句〉
掃き残る黄葉一枚風に舞ひ 柏木 富美枝
城山にひびく船音もみじ晴 島田 たかこ
初霜や野に白鷺のみじろかず 萩原 征恵
竹林の音なき世界冬日透く 細田 三代
【稲山 忠利選】
〈特選句〉
海峡の橋は時雨の中にあり 前川 勝
〈入選句〉
秋晴や最上階へボタン押す 音田 滋美
城石に木の根くい込む鵙の天 中谷 のぶ
夕せまる潮入川の鴨の群 萩原 征恵
境内に夕風つのる菩提の実 稲井 ひさ子
【大星たかし選】
〈特選句〉
秋晴や最上階へボタン押す 音田 滋美
〈入選句〉
恋文を焚けば一陣秋の風 吉田 碧舟
墓守るは流人の末柄か曼珠沙華 平松 文子
泉源の湯気からませて柿熟るる 浜野 美代子
枝柿のはみ出してゐるリュックかな 音田 滋美
【久保 英美選】
〈特選句〉
死支度とは生きること日記買ふ 三根 香南
〈入選句〉
病んでみて痩せる恐さや蓼の花 正井 香代子
整ひし一句の重さ文化の日 正井 香代子
恋文を焚けば一陣秋の風 吉田 碧舟
この島に余生をゆだね石蕗の花 山岡 仁美子
【髙田 菲路選】
〈特選句〉
コスモスの風ささやく陶の里 居内 弘子
〈入選句〉
秋晴や最上階へボタン押す 音田 滋美
渋滞や釣瓶落しの直中に 中小路 礼三
栗南瓜文鎮となり月日過ぐ 田島 ひで子
柴漬漁そっと荒縄引き上ぐる 田島 ひで子
【高野 さち選】
〈特選句〉
小春日の応援貰ひ玻璃戸拭く 土井 良美
〈入選句〉
鏡凪一艇過ぎて月渡る 平野 詢子
色変へぬ松の歳月城址寂ぶ 増田 眞美
軽々と抱かれて乙女の案山子かな 脇野 信子
魚売女訛隠さず朝の冷 正井 良徳
【中谷 のぶ選】
〈特選句〉
国分寺の礎石の臍や小鳥来る 稲山 忠利
〈入選句〉
丸き背のどちらが案山子畦に立つ 脇野 信子
魚売女訛隠さず朝の冷 正井 良徳
竹林の音なき世界冬日透く 細田 三代子
隅隅を照らす落暉や大枯野 稲谷 有記
【西岡とくゑ選】
身の丈に余る大役冬に入る 久保 英美
〈入選句〉
整ひし一句の重さ文化の日 正井 香代子
城山にひびく船音もみじ晴 島田 たかこ
たたみくる波音ばかり山眠る 稲井 ひさ子
前向きに生きると誓ふ菊日和 大竹 のり子
【正井 良徳選】
〈特選句〉
飯切のたがの緩びや神の留守 大内 千鶴子
〈入選句〉
湯上りの白き指もて蜜柑剥く 稲谷 有記
泉源の湯気からませて柿熟るる 浜野 美代子
かたまるも散るも釣舟瀬戸小春 大星 たかし
田仕舞の煙そこここ淡路富士 植木 寛
【三根 香南選】
〈特選句〉
軽々と抱かれて乙女の案山子かな 脇野 信子
〈入選句〉
この島に余生をゆだね石蕗の花 山岡 仁美子
恋文を焚けば一陣秋の風 吉田 碧舟
身に入むや遺愛の真珠手に取れば 大星 たかし
病んでみて痩せる恐さや蓼の花 正井 香代子
平成29年(2017年)
◇第41回 淡路島俳句大会
と き…11月9日㈰ ところ…淡路文化史料館
参加者…54名 作 品…162句
次の方々が特選句に選ばれました
【居内 ひろ子選】
返り花棚田の角の二三輪 小山 しのぶ
【稲山 忠利選】
揚舟に松の影濃き冬隣 稲井 ひさ子
【大星たかし選】
母の忌の用意くさぐさ障子貼る 増田 直美
【髙田 菲路選】
棉の実や島に名残の電車道 島田 たかこ
【中谷 のぶ選】
心音にふと触れにけり七五三 武田 淳子
【西岡とくゑ選】
一湾の夕日呑み込む神渡し 柴田 きよみ
【野尻 繁夫選]
冬に入る灯し濡るる木偶の鬢 喜田 明子
【正井 良徳選】
島見えて島まで遠し穂絮とぶ 山口 和子
【三根 香南選】
母の忌の用意くさぐさ障子貼る 増田 直美
平成30年(2018年)
◇第42回 淡路島俳句大会
と き…11月12日㈰ ところ…淡路文化史料館
参加者…46名 作 品…138句
次の方々が特選句及び入選句に選ばれました
【居内ひろ子選】
<特選句>
茶の花や石の歩道の夕明かり 萩原 万喜子
<入選句〉
夕かけて霄れゆく一村冬に入る 山口 美代子
菷目に鳥の足跡神の留守 音田 滋美
建つ句碑に到る冬麗城下町 喜田 明子
玉砂利に履きなれぬ草履七五三 音田 滋美
【出雲元子選】
<特選句>
身に入むや永久の眠りの同期また 久住 泰子
〈入選句〉
亡夫の物一つも捨てず冬に入る 久保 英美
残る世をつましく生きむ龍の玉 奥村 幸子
何気なき仕草母似や冬構 西岡 とくゑ
今日の色一つ加へし城の秋 山岡 仁美子
【稲山忠利選】
<特選句>
風呂敷はものの形に一葉忌 三根 香南
〈入選句〉
狗尾草茅葺屋根に揺れゐたり 鬼本 英太郎
右左靴に禿び癖花野行く 榎本 純子
城跡の階ごとの木の実かな 細田 三代
牛自慢尽きぬ牧夫や温め酒 浜野 美代子
【久保英美選】
〈特選句〉
何気なき仕草母似や冬構 西岡 とくゑ
〈入選句〉
狗尾草茅葺屋根に揺れゐたり 鬼本 英太郎
廃帝陵紅葉づるもののなかりけり 稲山 忠利
病む犬の眼やさしき秋の暮 原畠 敬子
身に入むや永久の眠りの同期また 久住 泰子
【高野さち選】
〈特選句〉
冬帝のふと笑み給ふ日和かな 稲谷 有紀
〈入選句〉
秋高し雲は天女の衣めき 正井 香代子
冬ぬくし城見上げゐる句碑の建つ 久住 登喜子
色変へぬ松の根方に句碑生まる 増田 直美
風呂敷はものの形に一葉忌 三根 香南
【中谷のぶ選】
〈特選句〉
残る世をつましく生きむ龍の玉 奥村 幸子
〈入選句〉
身に入むや永久の眠りの同期また 久住 泰子
花野きて声なき声に語りかけ 居内 ひろ子
何気なき仕草母似や冬構 西岡 とくゑ
懸命に生きし昭和や虎落笛 朝野 茂實
【西岡とくゑ選】
〈特選句〉
うち連れて句碑にまみえむ小六月 久保 英美
〈入選句〉
海見ゆる山は城山片時雨 今井 文代
花野きて声なき声に語りかけ 居内 ひろ子
釣人の大欠伸する小春かな 久住 登喜子
今日の色一つ加へし城の秋 山岡 仁美子
【正井良徳選】
〈特選句〉
風呂敷はものの形に一葉忌 三根 香南
〈入選句〉
賽銭の小さく跳ねる神の留守 久住 登喜子
菷目に鳥の足跡神の留守 音田 滋美
蜜柑の香残る指先頁繰る 平松 文子
今日の色一つ加へし城の秋 山岡 仁美子
【三根香南選】
〈特選句〉
廃帝陵紅葉づるもののなかりけり 稲山 忠利
〈入選句〉
冬もみぢ日の温みある句碑に佇つ 稲井 久子
花の名を問ふ娘に萩の花こぼれ 森 敦子
今日の色一つ加へし城の秋 山岡 仁美子
空青く句碑に植木に冬の蝶 森安 賀代
令和元年(2019年)
◇第43回 淡路島俳句大会
と き…11月10日㈰ ところ…淡路文化史料館
参加者…43名 作 品…129句
次の方々が特選句及び入選句に選ばれました。
【稲山 忠利選】
〈特選句〉
浸食の絵島へ波の冬に入る 久保 英美
〈入選句〉
黄金を空へ放てり大銀杏 正井 香代子
【今井 文代選】
〈特選句〉
〈入選句〉
風わたり鵙の高音を聞きとめし 大継 淳子
蔦紅葉句碑の下五を隠しけり 森 三枝子
海鼠突く銛もて変へる舟の向き 内田 あさ子
指先に魚の匂ひ波止小春 久住 登喜子
【大星 たかし選】
〈特選句〉
凄まじや墓石までも城垣に 平松 文子
〈入選句〉
重ね着のその一枚は妣のもの 榎本 純子
父似なる羅漢と会へし秋の暮 田中 歌代子
藁ぐろの髻固く締めにけり 稲山 忠利
客席の犬身じろがず村芝居 田島 ひで子
〈特選句〉
鵙猛る臓器輪切の筒の中 正井 良徳
〈入選句〉
班馬のことに際やか今朝の秋 田島 ひで子
鳥渡る一家総出の畑仕事 松本 眞美
身ぶるひをしたる如くに銀杏散る 大星 たかし
藁ぐろの髻固く締めにけり 稲山 忠利
【高田 菲路選】
〈特選句〉
子規偲び斑鳩しのび柿を食ぶ 高野 さち
〈入選句〉
栗を焼く臭ひ異国語飛び交ひて 稲井 ひさ子
桜紅葉一葉とどめず散りにけり 片山 紀子
秋晴へ検診すみし牛放つ 大星 たかし
名を知らぬ秋草繁る路線跡 正井 香代子
〈特選句〉
〈入選句〉
黄金を空へ放てり大銀杏 正井 香代子
枯木立口笛実によく透る 今井 文代
石投げや秋掬ひゆく波しぶき 保田 和子
ひぐらしや貧しきものに寄り添ひて 橋本 青史
【萩原 征惠選】
〈特選句〉
滴一滴子の血わが身にあたたかし 喜田 明子
〈入選句〉
海鳴りの夫眠る丘木の実降る 平野 絢子
子規偲び斑鳩しのび柿を食ふ 高野 さち
稲屑火の煙たなびく島落暉 平野 絢子
茶の花やナースコールに静かな日 坂口 榮
【橋本 青史選】
〈特選句〉
隙間より冬が来てゐる子の便り 片山 紀子
〈入選句〉
茶の花や丸く膨らむ日和かな 久住 登喜子
石投げや秋掬ひゆく波しぶき 保田 和子
海鼠突く銛もて変へる舟の向き 内田 あさ子
陽光をこぞりて分かつみかん園 山口 美代子
【正井 良徳選】
〈特選句〉
幼少も愚図と呼ばれて葛の花 橋本 青史
〈入選句〉
光秀のゆかりの城下桔梗濃く 平松 文子
白塗の幕引いてゐる村芝居 内田 あさ子
大木の虚の暗がり冬に入る 稲井 ひさ子
身ぶるひをしたる如くに銀杏散る 大星 たかし
令和2年(2020年)